


なんばのガード下にある「安い、美味い」で人気の居酒屋『たちばな』。
ここでは堺に住むご主人の明石光艶(あかし・こうえん)さんが毎日、水ナスなどの地野菜や和歌山の魚など新鮮食材を、その日のうちに売り切ってしまう。
だから冷凍庫がない。
毎日七、八種類並ぶカウンターのお惣菜も、開店早々続々と注文がかかっていた。
明石さんが料理人を志したのは十八歳の時。
以後、和の道一筋三十年。
その間、十数年、東京をはじめ、自称「板前フーテン生活」をおくり、日本各地を行脚。
たどりついたのが郷里大阪。
「やっぱり食は大阪や」と。
その中でも堺の街のとりことなり十数年。
大阪堺のほんまもんの郷土料理を追いかけてたどりついたのがこの『佐海屋』。
店のコンセプトは「おっさんがカッコ良くいられる店」。
旬のものを体で覚えたおっさんだけがわかる体にいい美味を、懐の心配なくゆっくりと味わえる居酒屋。
それぞ明石さんにとって最高の店だった。
「店を切り盛りする間、堺の人からいろんなことを教わりましたよ。例えば、泉州の地元でほんまに旨い水ナスの漬け方、地野菜の使い方、仕入れ方とか。だから堺には御礼せんと」。という訳で新しく始める店は『佐海屋』。


堺・宿院にある「左海たばこ灯篭」の左海に、人の助けをいただけるようにと、にんべんを携えてついた名。
〈なんばこめじるし〉に登場する店は、カウンターだけの店。
三重、和歌山の地魚、地野菜を使ったお惣菜、おでん、串カツと直球勝負の居酒屋メニューが登場。
「おっさんは野菜不足になりがちやから」と考案された、ほうれん草たっぷりのポパイコロッケ、肉じゃがコロッケなどの名物も準備万端。
黄身が濃厚な地卵の出し巻き玉子、福井の原酒「三田村」、そしてゴマもご主人が自信を持って提供する味だ。
「日本一のゴマすり男や!」と大きなお腹で笑うが、研究を重ねた風味豊かなゴマはオリジナル製法で特許を持っているほどのこだわり。
「おっさんのツボはおっさんにしかわからへん。ここでは僕が一人一人にその日一番ええものお出ししよかな、と思って。あ、僕の顔見たくない人には不幸ですけどね(笑)」。
| ダイニングステージ 佐海屋 |
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| 電話 | : | 06-6644-2895 |
| 営業時間 | : | 昼11:00~15:00(LOなし) 夜16:30~23:00(LO22:00) |
| 定休日 | : | 無休 |
| ※営業時間、定休日につきましては、都合により変更となる場合がございます。 | ||